
スマホはとても便利で、今では生活になくてはならないものですよね。
あるデータによると1日に10時間以上も使っている人が16%もいるというデータもあります。
ただ便利なだけでなく暇潰しができるスマホを無意識にいじりすぎてしまうことが実はほうれい線を濃くする原因となっているのです。
スマホが顔を老けさせる?
スマホをいじる時には自分の顔よりも下の位置が見やすくて触りやすいですよね。
その位置でスマホを持つと無意識に下を向く姿勢となり、同じ姿勢を長時間続けることになります。
その結果、肩こりや首こりといった体の不調が起こります。
肩こりや首こりは痛みがつらいだけでなく、血行が悪くなって肌に必要な栄養素がきちんと届かなくなるなどの肌への悪い影響もあります。
また、下を向くという姿勢は肌の表面の方向へ顔全体を傾けることで頭部全体の重みをかけていくとも言えます。
そのように重力をかけ続けることによって、頬や顎などの顔の中でも脂肪が多いパーツが垂れ下がり、それがたるみやほうれい線の原因となっていきます。
また、スマホが顔を老けさせる原因はそれだけではなく、携帯の表面についた菌の影響を肌が受けたり、スマホの使いすぎによって視力が落ちて更に無意識のうちに落ちた視力のまま画面を見ることで眉間にシワがよってシワが癖付けされてしまうこと、スマホから発する電波によって脳が覚醒して睡眠不足に陥りやすいことが挙げられます。
スマホは長時間触ることによって眼を疲れさせ、肌を老化させてしまうものです。
できるだけ老化の原因を作らないためにも、スマホを触る時にはスマホを90度の角度にして顔を正面に向けてまっすぐにした状態でスマホを見られるようにし、顔のどこかに負担がかからないようにしましょう。
顔が下を向かないように気をつけるだけで、スマホを触っている時間が同じでもほうれい線やたるみをできにくくすることができるはずです。
スマホは視力も低下させる?
子供の頃にゲームをやりすぎると目が悪くなる、と言われた事ありませんか?
人の目は基本的に遠くを見るようにできているようで、近い距離を見続けていると、焦点を合わせるピント機能が衰えてしまいます。
また、画面を凝視しますので、瞬きの回数が減り、ドライアイにもなってしまいます。
さらに問題なのが、ブルーライト。
ブルーライトは波長が短い青色の光の事で、可視光線の中では紫外線に次ぎにエネルギーが高い光です。目に対する刺激も強く、目の網膜や黄斑にダメージを与えるので網膜疾患や黄斑変性症等の原因にもなります。
また、ブルーライトの光は覚醒効果もあるため、不眠症の原因にもなります。
スマホ依存にならないために
スマホは人と連絡を取ったり行きたい場所を調べる時などに便利なものでもあるので全くスマホを触らないというのは難しいですが、必要のない時にやたらと触ることは将来の肌や体のためにも避けたいですよね。
スマホが原因で肌を老化させたり体の不調を引き起こさないために大切なことは、無意識にダラダラと何時間もスマホを触ってしまうスマホ依存にならないようにすることです。
実際にスマホは日常的に長く触ることが習慣化すると依存してしまう人が多い依存性があるもので、特に若い人はスマホを触っていないとイライラしてしまう人も多く、スマホ依存になると精神的にも良くない状態になります。
スマホ依存にならないためには、暇があればスマホを触るという習慣をなくすことが大切です。
今は新聞だけでなくインターネットのサイトやアプリからでもニュースを見ることができますが、全てをスマホで見るのではなく朝は必ず新聞を見る癖をつけるだけでも、スマホを触る機会を1回減らすことができます。
また、スマホ依存になってしまう人の多くは、SNSの更新やチェックを頻繁に行っていたり、スマホでできるゲームにハマッている人も多いと言えます。
普通に使うだけなら用事が終わればスマホを触る必要もあまりないですが、SNSやゲームには終わりが見えないことも多く、それが何もしていない時に手軽に暇潰しができるスマホをつい触ってしまう原因になっているのです。
スマホを触るとスマホ依存になってしまうからと言ってスマホをなるべく使わないような生活を送っていると、流行についていけなくなったり急ぎの連絡にも気付けなくなったりするので、これが100%の解決策になる訳ではありません。
スマホ依存にならないように上手にスマホと付き合いながら、一日のうちに自分でスマホを使う時間を決めたり、寝る前の2時間は睡眠の質を下げるからスマホを使わないなど、自分でルールを決めて使っていくようにしましょう。
体や肌に負担をかけないような使い方に注意したり、スマホを使う時間を意識して少なくすることで、自然とほうれい線が濃くなることを予防することができるでしょう。
まとめ
- 重力をかけ続けることによって、頬や顎などの顔の中でも脂肪が多いパーツが垂れ下がり、それがたるみやほうれい線の原因となる。
- 顔が下を向かないように気をつけるだけで、スマホを触っている時間が同じでもほうれい線やたるみをできにくくすることができる。
- 無意識にダラダラと何時間もスマホを触ってしまうスマホ依存にならないようにすること。