
顔のたるみのケアは外側だけからアプローチするのではなくて内側からのケアもとても大切です。
顔のたるみは生活習慣の乱れから起きていることもあります。この場合、良い化粧品だけを頼りにしていてもなかなか顔のたるみは解消されないのです。
体の内側からのケアといえば毎日の食べ物です。
たるみの予防に役立つ栄養素はどんなものなのか紹介していきます。
この記事の目次♪
たるみ予防に役立つ栄養素・食べ物
まずはたるみ予防に役立つ栄養素はどのようなものがあるのかを紹介していきます。
大豆イソフラボン
たるみ予防と聞いて一番に浮かんでくるのが「大豆イソフラボン」です。大豆イソフラボンというのは女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをする栄養です。
大豆イソフラボンは女性ホルモンのバランスを整えるサポートをします。ホルモンバランスが整うことで肌のハリが出て艶やかになっていきます。大豆イソフラボンはその名の通りで大豆食品に多く含まれています。納豆や豆腐、きな粉などです。大豆イソフラボンはビタミンEと同時に摂取することで体への吸収を高めます。
アミノ酸
アミノ酸は肌をたるみから守るために絶対に必要な栄養素です。肌にハリを与えるために必要なのはコラーゲンです。コラーゲンを作り出す元となるのがアミノ酸なのです。アミノ酸はたくさんの種類のある栄養素です。その中でも美肌効果を発揮するのがアスパラギン酸というアミノ酸です。アスパラガスや大豆に多く含まれています。コラーゲンの生成に必要になるとされているアミノ酸が「プロリン」というものです。
プロリンは動物性のゼラチンや豚肉などに多く含まれています。牛すじにもたくさん含まれています。
ポリフェノール
ポリフェノールはアンチエイジング効果のある栄養素です。ポリフェノールは血流をよくしてむくみを改善したりする作用や抗酸化作用があります。代謝がよくなることで全身の隅々まで栄養素がいきわたるようになるのです。全身に栄養素が行き渡らなくなると老化が早まるとされています。
ポリフェノールはどんな食べ物に含まれているのかというと、緑茶、そば、明日葉、赤ワインなどに含まれています。
ビタミン類
ビタミン類は顔のたるみだけではなくて健康にも良い栄養素です。ビタミンには抗酸化作用があるので老化防止につながります。なんといってもビタミンには絶大な美肌効果があります。ビタミンは一種類に偏るのではなくて複数のものを取り入れていくことで効果を発揮します。
たるみ予防をサポートする「食べ方」のポイント
たるみ予防をサポートする食べ物には効率的な食べ方もあります。
たとえば、コラーゲンを摂取したい場合はビタミンやミネラルを同時に摂取する必要があります。これはビタミンやミネラルがコラーゲンの生成を助ける働きをするからです。
たるみ予防に良い食べ物は一つに偏るのではなくてバランスよく食べていく必要があります。
そして毎日の食事は朝昼晩の3食でバランスよく摂取する必要があるのですが、中でも夜が一番栄養素の吸収が良くなります。なので、たるみ予防に効果的な食べ物は特に夜に取り入れていくことで効果を最大限に発揮することができます。しかし、ここで注意が必要です。夜に食べるものなので消化の良いもので、カロリーが高すぎないものを選んでいきましょう。
頬やまぶたのたるみを加速させてしまう食べ物
食べ物の中には頬やまぶたのたるみを加速させてしまうものもあります。
それは「砂糖」です。
砂糖はたくさんとると体内でコラーゲンを結びついてしまい糖化を起こします。糖化が起きるとコラーゲンの質は下がり、量も少なくなります。その為たるみが悪化していってしまうのです。全く砂糖を摂取してはいけないというわけではないのですが、ほどほどにしていきましょう。はちみつなどで代用するなどの方法もありますね。
まとめ
- たるみ予防には、大豆イソフラボン、アミノ酸、ポリフェノール、ビタミン類が有効。
- 毎日の食事は朝昼晩の3食でバランスよく、夜が一番栄養の吸収率が良いので、たるみ予防に効果的な食べ物は特に夜に取り入れていく。
- 砂糖は頬やまぶたのたるみを加速させてしまうので、ほどほどに。