
かつて1gが3000万円もした「幻の」美容成分と言われたプロテオグリカン。
これはひとえにプロテオグリカンが抽出の難しい成分だったからなのですが、現在は長年の研究の結果、比較的簡単にプロテオグリカンを抽出できるようになりました。そのきっかけとなった食べ物と言えば「氷頭」。
さてあなたは「氷頭」をなんと読むか分かりますか?そしてどんな食べ物かわかりますか?
実は青森の人にはお馴染みの食品なんです。
今回はこの「氷頭」を中心に、プロテオグリカンを含む食品についてご紹介していきます。
この記事の目次♪
プロテオグリカンを含む食品にはどんなものがあるの?
まず冒頭でご紹介した「プロテオグリカン抽出」に貢献した食べ物である「氷頭」は「ひず」と呼びます。そして「氷頭」は実はサケの鼻軟骨」のことなんです。
日本人にとって非常に馴染みの深いお魚の「サケ」。皆さんも「サケ」の頭はテレビなどで見たことがあると思うのですが、サケは鼻に当たる部分がちょっと前に出ていますよね。あの前に出ている部分がサケの鼻軟骨であり、プロテオグリカンを豊富に含む「氷頭」なのです。
青森には昔からサケの鼻軟骨=氷頭を野菜と一緒にお酢に漬けこんで食べる「氷頭なます」という料理があります。
プロテオグリカンを抽出するにはアルカリ性食品を利用すると良いのですが、食用のお酢もアルカリ性食品なので、青森の郷土料理「氷頭なます」は、知らずとプロテオグリカンをたっぷり摂れる料理になっていたわけです。
※お酢は酸っぱいから酸性じゃないの?と疑問に思う方もいるかもしれませんが、お酢はアルカリ性食品なんです。ここでは説明を省きますが、気になった方は「酢 アルカリ」で検索してみてください。
しかしながら他の地方の人はサケの鼻軟骨などを食べる機会はなかなかないのではと思います。
では氷頭以外にプロテオグリカンを含む食品はないのでしょうか?
ヒントは軟骨
日常の中でプロテオグリカンを摂取しようと思ったら、動物の軟骨を食べるのが一番手っ取り早く、しかも確実です。じゃあ焼き鳥屋での鶏軟骨や牛の軟骨であれば日常でもプロテオグリカンを摂取することが可能。と思うかもしれません。
ですが、プロテオグリカンは糖とたんぱく質がくっついた物です。たんぱく質は熱で変性してしまうので焼き鳥などでは効果的に摂取は難しいんです。
それにプロテオグリカンというのはその保水効果などを感じたかったら「毎日摂取するのが大事」なんですね。すごく軟骨の好きな人などでなければ、いくら食べやすい鶏軟骨でも毎日摂取するのは難しいこと。
ではどういった食品であればプロテオグリカンを日常的に摂取できるのでしょうか?
一定量を安定して飲みたいなら「サプリメント」が一番
日常的に安定してプロテオグリカンを摂取したいならやはりサプリメントで摂取するのが一番です。
冒頭でもご紹介しているように、かつては「幻の」美容成分とされたプロテオグリカンなので、簡単にはなかなか摂取できないものなんですよね。
今はサケの鼻軟骨から精製できたプロテオグリカンがサプリメントとして多く市場に出回っていますし、軟骨を食べる機会が少ない人はぜひサプリメントでプロテオグリカンを摂取してみてください。
毎日の食事から効率的に摂取するには?
先の項でもお伝えしたように、プロテオグリカンを日常的に効率的に摂取するにはサプリメントでの摂取が一番安定してプロテオグリカンを摂取することができます。
ただプロテオグリカンをサプリメントなどで摂取したとしても、相乗効果を得るか得ないかで現れてくる美容効果が変わることもあります。
ではどうすればプロテオグリカンの効果を最大限に感じることができるかというと、コラーゲンやグルコサミンを含む食品を一緒に摂取すれば良いということです。
下記にコラーゲンやグルコサミンを多く含む食品の例を挙げるので、参考にしてください。
コラーゲンを多く含む食品
- 手羽先(1,550mg)
- 鶏軟骨(4,000mg)
- 牛すじ(4,980mg)
- サケ(皮ありで2,410mg)
- 真アジの開き(皮なしで1,010mg)
- マイワシ(1,060mg)
- フカヒレ(9,920mg)
グルコサミンを多く含む食品
- 山芋(植物性)
- オクラ(植物性)
- 豚、牛、鶏などの軟骨(動物性)
- 鳥の皮(動物性)
- 牛すじ(動物性)
- うなぎ(動物性)
- フカヒレ(動物性)
なぜこうした成分を含む食品を一緒に食べると良いのかというと、プロテオグリカンにはコラーゲンなどの生成を促進する作用もあるからです。
プロテオグリカン本来の保水力にプラスして、プロテオグリカンがサポートしてコラーゲンなどの生成をアップさせてくれれば、肌の保湿力などは相乗効果で上がっていくということになります。
これらのことから、プロテオグリカンの効果を日常で目いっぱい感じたい!ということであれば、サプリメントによるプロテオグリカンの摂取+コラーゲンやグルコサミンを含む食品を一緒に食するというのがベストと言えるでしょう。
まとめ
- プロテオグリカンは、軟骨に多く含まれる成分でなかでも「氷頭なます」に多く含まれる
- 鳥の軟骨やサプリメントから摂取するのが手軽
- コラーゲンやグルコサミンを含む食品を一緒に摂ると効果アップ
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