
老けて見える顔のたるみの原因のひとつに姿勢の悪さがあげられます。
一瞬、関連性がなさそうなのですが、姿勢を正す事がたるみ緩和に繋がるのは事実なのです。
姿勢の悪さを引き起こす原因や対策などを含めてご紹介いたします。
この記事の目次♪
悪い姿勢とは?
真っ直ぐ立った時に、緩やかなS字カーブを描いた姿勢が正常な姿勢と言えるでしょう。顔が肩より突き出ていたり肩の左右差に違いがあったりする場合は決して良い姿勢とは言えません。
悪い姿勢の原因とは
たるみを引き起こす悪い姿勢の原因はいくつかあげられます。
最近の若者に多いのがスマホ画面を常に見ている事や、デスクワーク時に長時間パソコン画面を見ている事です。
また生まれつき背骨の歪みやすい体質であったり、家族に姿勢の悪い人が数人いる場合は遺伝的な要素も多少は考えられるでしょう。
いずれにせよ、姿勢の悪さを意識していち早く治す必要があります。
悪い姿勢チェック
□仕事の殆どがデスクワークである
□常にスマホを見ている
□猫背である
□姿勢が悪いと言われた事がある
□脚を組む癖がある
□右左どちらかの肩にバックを掛ける癖がある
□片側で噛む癖がある
□常に口を開けている
□顔に左右差がある
□視力が悪い
□いつも下を向いて歩いている
□靴のすり減りに左右差がある
□首後ろに肉がついている
□ブラジャーの紐が片方だけずれ落ちる
姿勢の悪さがたるみに繋がる要因とは
姿勢の悪さがたるみに繋がる要因があります。姿勢が悪いと前屈みになるため、首から背にかけて血流が悪くなり老廃物が溜まりやすくなります。それに伴いリンパで繋がっている顔にも負担がかかりたるみが生じてしまうのです。
姿勢の悪さで生じる顔のたるみの代表は、
- 二重顎
- 頰のたるみ
- フェイスラインのたるみ
- 眉間のたるみ
- 目周りのたるみ
- おでこのたるみ
などがあげられます。
皮膚はすべて繋がりがあるため姿勢の悪さが顔のハリ低下をもたらすのは不思議な事ではないのです。
逆に考えると姿勢よよくするだけで、これだけのたるみの原因が解消されるんです。
姿勢を良くするために
姿勢を良くするために実施するべき事は以下のようなものです。
正しい姿勢を意識する
歩く時には姿勢の中心をヒップに置くようなイメージを意識しましょう。
自分の立ち姿を大きな鏡で毎日チェックしたり、家族や友人に頼んで姿勢が悪くなる都度注意してもらいます。姿勢の悪さも癖のひとつですから、うっかりすると元の悪い姿勢に戻ってしまっている事も多いのです。
骨盤矯正なども利用する
骨盤の歪みが体全体の姿勢や血流を悪くしているケースも否めません。最近は骨盤矯正をしてくれる整体や整骨院なども多いため姿勢の悪さを指摘された人は施術してもらうのも良いでしょう。骨盤の歪みがとれる事で顔のたるみや体の不調も緩和されるのです。
鉄棒などにぶら下がる
少し前なら、ぶら下がり健康器具などの器具で背筋を伸ばす人もたくさんいました。こうした器具が常に身近にあれば良いのですが、無いケースの方が多いでしょう。
そんな時は近くの公園の鉄棒などにぶら下がり、背筋を伸ばす訓練をしてみましょう。
バランスボールの使用
バランスボールに座る事でインナーマッスルを鍛える事ができます。それと同時に姿勢も良くなるでしょう。
最近はバランスボールをオフィスチェアー代わりに使用している会社もあり、パソコン業務などによる姿勢の悪さ対策をしています。
視力の矯正
視力が悪いと対象物を見ようとして目を凝らしたり、近くで見ようと前屈み気味の姿勢をとる事があるでしょう。こうした姿勢の悪さが続くと目周り中心にたるみが生じるようになります。
コンタクトレンズやメガネの矯正をし、視力の悪さで姿勢まで悪くならないようにしたいものです。
老けて見える顔のたるみは姿勢の悪さが影響している事も少なくはありません。姿勢を正す事で身体中の血流をスムーズにし、顔に負担を与えないようにしましょう。
そして、その姿勢の悪さをもたらす様々な原因を理解し早めの対策を施しましょう。姿勢を治しただけで顔のたるみが気にならなくなったという人もたくさんいるのです。
まとめ
- 顔が肩より突き出ていたり肩の左右差に違いがあったりする場合は決して良い姿勢とは言えない。
- 皮膚はすべて繋がりがあるため姿勢の悪さが顔のハリ低下をもたらすのは不思議な事ではない。
- 老けて見える顔のたるみは姿勢の悪さが影響している事も少なくない。