
現代人に増えている口呼吸は顔のたるみを引き起こしてしまうかもしれません。こうした美容上の問題以外にも健康などにも影響を及ぼし兼ねないのです。
口呼吸を改善して鼻呼吸へとシフトする事で、顔のたるみを解消し、スッキリフェイスをゲットしましょう。
口呼吸とはどのような症状なのか、なりやすい人の特徴や対策をまとめています。
この記事の目次♪
口呼吸とは?
美容や健康にも影響をもたらすと言われている口呼吸とはどのような状態の事を言うのでしょうか。また口呼吸の原因はどのような事があげられるのでしょうか。
口呼吸の状態とは
人間は鼻呼吸をする事で息をするのが本来の姿です。そして鼻呼吸で足りない場合に口呼吸をする事になります。
口呼吸の状態とは、本来ならば鼻呼吸をしなければならない場面で口呼吸に偏ってしまっている状況です。
逆に鼻呼吸になる事の方がメリットは多く
- 免疫力向上
- 小顔になる
- ぐっすり眠れる
- 便秘解消
- 肌のツヤが出る
- 代謝向上
などがあげられ鼻呼吸にスイッチする事で様々な良い効果が得られるでしょう。
口呼吸の原因とは
鼻炎やアデノイド肥大、慢性的な扁桃炎などが原因でなりやすくなります。
また、元から「うけ口」などの骨格であったり、家族に口が開きやすい人がいれば遺伝的な原因も否めないでしょう。
最近は鼻づまりの不快な症状を引き起こす花粉症やハウスダストによる鼻炎アレルギーなどを発症する人が多いため、それに比例して口呼吸になるケースが多いのです。
口呼吸危険度チェック
□常に口を開けている
□鼻炎である
□風邪を引きやすい
□ドライマウスである
□唇が常に荒れている
□起床時には喉がヒリヒリしている
□家族に口呼吸する人がいる
□歯が前に出ている
□鼻づまりしやすい鼻の形である
たるみに繋がる美容やその他の影響とは
口呼吸が日課になっていると、口輪筋という筋肉や骨格が鍛えられなくなるため口周りの老化が早まります。顎周辺のたるみからフェイスラインの歪みに発展してしまう事もあるでしょう。
また、こうした口呼吸の人の独特の顔つきをアデノイド変貌と言う言い方もします。
更に、鼻をあまり使わなくなるため、その周辺の筋肉も発達せずに顔の中における鼻の存在感も乏しくなりボンヤリとした雰囲気になるでしょう。
また、美容面への影響だけでなく口臭やイビキなどの健康被害の原因にもなるでしょう。
さらに、睡眠時無呼吸症候群といって睡眠中に呼吸が止まったりする命にかかわる疾患に発展してしまう事もあるのです。
その他にも以下の症状があげられます。
- 風邪をひきやすくなる
- 虫歯ができやすくなる
- 口内炎ができやすくなる
- 舌苔という口臭の元ができる
- 歯並びが悪くなる
- 人相が変る
- 背筋が曲がって姿勢が悪くなる
- 舌の位置が下の方になる
口呼吸改善法
口呼吸を改善する方法がいくつかあります。まずは自分の口呼吸の原因を知ってそれに見合う改善法を見つけましょう。
鼻炎などの症状を改善させる
鼻炎は鼻づまり症状を引き起こします。ひどい時は口呼吸がひどくなり、慢性的な口呼吸へと発展します。耳鼻科での専門的治療を行いましょう。
枕の高さを変えてみる
枕の高さが合わないと気道が塞がり気味になり空気の通り道が狭く、呼吸が苦しくなるでしょう。そうなれば苦しくて口呼吸になってしまいがちです。
眠る時に苦しくない枕の高さが理想です。そこで枕の高さを調整するなどしましょう。低過ぎず高すぎない程度の高さが望ましいです。
マスクをする
口呼吸を鼻呼吸にするために、マスクを使用してみましょう。
「寝る時のマスクは息苦しくて苦手…」という人は口元だけにマスクをすれば、必然的に鼻呼吸をせざる終えなくなります。身近な対策として是非試してみましょう。
専用グッズを使う
最近は口呼吸を防止する専用の「鼻腔拡張テープ」などが販売されています。
毎日、継続的使用すると自然に鼻呼吸ができるようになるでしょう。
口呼吸は口周りの筋力低下と身体中の代謝を弱めたり免疫力を低下させたりする事で、顔のたるみを引き起こしてしまうでしょう。
こうした美容上のデメリットを引き起こすだけでなく感染症にかかりやすくなるなど健康上のデメリットまで引き起こしてしまうのです。
顔のたるみ悩みを抱えている人で、同時に口呼吸もしてしまっている人はすぐに鼻呼吸を意識する必要があるでしょう。
まとめ
- 口呼吸の状態とは、本来ならば鼻呼吸をしなければならない場面で口呼吸に偏ってしまっている状況。
- 口呼吸が日課になっていると、口輪筋という筋肉や骨格が鍛えられなくなるため口周りの老化が早まる。
- 自分の口呼吸の原因を知ってそれに見合う改善法を見つけましょう。