
敏感肌だからメイクはしません!というわけにはいかない場合も多いと思いますが、ヒリヒリしたり赤く腫れあがるのを我慢してメイクするというのも辛いものですよね。
敏感肌に悩んでいる場合は、敏感肌に対応したメイクを行えば大丈夫です。敏感肌用のメイク用品と適切な使い方で、キレイなメイクを楽しみましょう。
この記事の目次♪
下地やファンデーションの選び方のポイント
敏感肌の場合、下地やファンデーション選びに頭を悩ませてしまうことも多いでしょう。下地はクレンジングの際に肌の負担になるから使わないという人もいますが、紫外線から肌を保護したり、ファンデーションの肌への負担を軽減させる役割もしますから、自分に合うものを選んで使うようにしましょう。
敏感肌向けの下地としては、UVカット効果が高いものは刺激になるので避け、保湿成分が配合された肌に優しいものがおすすめです。
また、ファンデーションは下地と同じメーカーで揃える必要はないので、自分に合ったものを使うようにします。
リキッドやクリームタイプのファンデーションは油分が多く肌に負担をかけるので、おすすめはパウダータイプのファンデーションです。
パウダータイプのなかでも、洗顔料だけで落とすことができるミネラルファンデーションは特におすすめです。使う時のパフやブラシは柔らかいものを使い、肌に刺激を与えないようにしましょう。
メイク・スキンケアの5つのポイント
1.何もつけないのは危険
肌がデリケートになっているからといって、外出時に何もつけないのは紫外線の刺激を受けてよりダメージを受けることになります。
ですから、できるだけファンデーションはつけるようにしましょう。「紫外線散乱剤」である酸化チタンや酸化亜鉛が使われているパウダーファンデーションは、紫外線を肌の表面で散乱させ反射するので、紫外線から肌を守る効果があります。
2.化粧下地の代わりに保湿美容液を
肌がより敏感になっている時は、クレンジングの必要がない石鹸で落とせるタイプのファンデーションを使うこともあると思います。
その場合、化粧下地を使ってしまうとクレンジングの必要がありますから、化粧下地は使わず代わりに保湿美容液を使うことがおすすめです。
ファンデーションをつける前に、ハンドプレスで美容液をしっかりとなじませましょう。保湿がちゃんと行われることで化粧崩れもしにくくなります。
3.パフやブラシは柔らかいものを使う
ファンデーションやパウダーをつける時は、刺激にならないように肌触りがよく柔らかいパフやブラシを使いましょう。
4.パフやブラシは清潔な状態で使う
パフは一度使うと雑菌が繁殖し、そのまま使うのは肌トラブルを起こしやすくなります。最低でも週に2回は洗い、予備のパフも用意しましょう。
ブラシも定期的に洗い、パフ・ブラシともに劣化してゴワゴワしたり肌触りが悪くなったものは新しいものに交換しましょう。
5.スキンケア、特に保湿は念入りに行う
メイクをしたらきちんと落とすことも重要です。優しく落としその後はスキンケアを念入りに行いましょう。
特に保湿は欠かせません。保湿成分の配合されたスキンケア用品で肌をいたわりましょう。
ポイントメイクの選び方
リップクリーム・口紅
リップクリームや口紅はきれいに見せるためだけではなく、刺激から守り唇を保護することにもなります。
敏感肌の場合、リップクリームや口紅は無香料で低刺激なものを選びましょう。メントールタイプは水分を蒸発させやすいので避け、保湿効果のある「ワセリン」、「セラミド」、「プロペト」などが配合されているものがおすすめです。
アイメイク・チークメイク
アイメイクやチークメイクに使うブラシは、肌に刺激を与えないよう柔らかい素材のものを選びましょう。
ラメの入ったアイメイクやチークは避けましょう。ラメの成分はチタンのなどの金属が使われており、角質層を傷つける恐れがありクレンジングで落ちにくいものです。
また、肌への負担が大きいシリコン性の合成ポリマーや、合成着色料やタール色素、合成界面活性剤が含まれているものも避けましょう。
まとめ
- 敏感肌だからといって何もつけないのは危険
- メイク道具であるパフやブラシはこまめに洗い、清潔に保つ
- 低刺激で肌への負担が少ないものを選ぶ