
乾燥肌ですと、つい保湿にばっかり目を向けがちになってしまいますが、化粧の方法も一工夫すれば乾燥を防ぐことができます。
今回は、乾燥肌の方のスキンケアのポイントと化粧の方法についてお話ししたいと思います。
この記事の目次♪
乾燥肌さんが気を付けるべき洗顔のポイント
洗顔はとにかく「こすり過ぎ」をしないように優しく、そして「少ない回数」で済むようにするのがポイント。
洗顔料やクレンジングを利用するような洗顔は1日1回、朝の洗顔については、ぬるま湯での洗顔後にどうしても夜のクリームなどの残りを感じる場合にのみ、気になる部分だけを泡で洗うような方法にしましょう。
クレンジングについてはあまり時間をかけるとお肌への刺激が強くなるだけなので、素早く行うのがポイント。
濃いアイメイクなどは予め専用のクレンジング剤などで落としておくと、不必要な部分に強い洗浄力のクレンジング剤が付着することがないので効果的です。
クレンジングの時間は30~1分が適当な時間だと覚えておくと、クレンジングし過ぎを防ぐことが出来ますよ。
乾燥肌さんのスキンケアは「肌の奥まで届くこと」が大事
それでは洗顔後のスキンケアのポイントをご紹介します。
化粧水
化粧水などのスキンケアは洗顔後5分以内にしてしまうのがベスト。
洗顔後や入浴後は肌がどんどん乾燥する時間です。とにかく5分以内に少なくとも化粧水だけは終わらせるようにしましょう。
最近はとろみの強い化粧水もありますが、大切なのは自分の肌に適していること。とろみがあると高保湿な感じがしますが、とろみによって肌の奥まで浸透しやすいかは別です。成分をよくみて自分の肌に本当に必要な成分が配合されているかを重視しましょう。
さらに、化粧水は手でじんわり押さえ込むのがベスト。コットンでパッティングする方法がNGというわけではありませんが、乾燥肌さんには手でしっかりと押さえ込みながらお手入れする方が大切です。
乳液やクリーム
お肌は化粧水で水分を補給したら、その水分が逃げないように蓋をするのもとても大事です。
そのためにはクリームや乳液に入っている油分が重要になってきます。
化粧水の後の美容液がクリームや乳液の代わりをしてくれるものもあるので、美容液だけで十分な場合はそれでOKです。
乾燥肌さんはどんな化粧をすべき?
最後にメイクの方法をご紹介します。
ファンデーション
今までは乾燥肌さんにとっては、皮脂や水分を吸収しやすいパウダーファンデーションはNGと言われていました。
しかし最近はミネラル系のファンデーションなど、美容成分の入ったパウダーファンデーションも増えてきています。
そもそもパウダーファンデーションはお化粧を落としやすいので乾燥肌さんがクレンジングで負担を感じないためには良いアイテムだったのです。
ですから、今リキッドタイプなどを利用している人は、クレンジングの際の負担を減らすためにパウダーファンデーションに変えても良いと思いますよ。
アイメイク
乾燥肌さんがアイシャドウを塗る前には、スキンケアとしてアイクリームをしっかり塗って保湿するのがポイントです。
そして、目の周りに赤みや痒みがある場合は、どんなにアイメイクをしたくても我慢するのが大事。
1日の無理で1週間以上肌荒れを続けることになるなら、1日しっかり我慢した方が肌にも心にも負担が少なくて済みますよ。
口紅
乾燥肌さんは唇も乾燥しやすかったりします。
ですから、乾燥肌さんが口紅を使用する時は、リップクリームや口紅下地で保湿してから口紅を塗るようにしましょう。
また香料が入っていないものを選ぶのもポイントです。
まとめ
- 乾燥肌の方は、洗顔時こすりすぎないことと少ない回数で済ませることを意識しましょう
- 化粧水の上から乳液・クリームをつけ肌の奥まで浸透させる
- 保湿力の高い化粧品で目や口なども重点的に保湿してからメイクするのがポイント