
年齢とともに深くなって気になってくるほうれい線ですが、リガメントほぐしでスッキリと改善することができるのをご存知でしょうか。
リガメントほぐしのやり方や、自分でできるケアについてご説明します。
この記事の目次♪
リガメントとは?
ほうれい線を薄くするのに是非実践したいリガメントほぐしですが、そもそもリガメントとはどんなものなのでしょうか。
リガメントを日本語に訳すと靭帯になります。靱帯を辞書で調べると『骨格の各部分をつなぎ、関節の運動を滑らかにしたり制限したりする、強い弾力性のある線維性の組織。』となります。
つまり、リガメントをわかりやすく言えば皮膚を骨に固定する場所のことになります。
リガメントをほぐすことでほうれい線が改善するのでしょうか?
リガメントをほぐすと血流が良くなって上に持ち上げる筋肉が動きやすくなります。その結果、筋力がアップしたことでたるんでいた頬を上に引き上げることができ、結果的にたるみが改善されてほうれい線も改善できるというものです。
リガメントほぐしのやり方は?
リガメントは何か所もありますが、ほうれい線に関係があるのは2か所です。その場所は鼻の付け根がある目元のあたりから頬骨に沿うような形でついています。
リガメントをほぐす時には、この部位をほぐしていくことになります。
ほぐす時には頬と目元の2つの部位に分けて行います。
それぞれのリガメントほぐしのやり方をご説明します。
頬のリガメントほぐしのやり方
頬のリガメントをほぐす時には、両手の親指を使ってほぐしていきます。
まず、両手の親指を頬骨の下に置き、頬骨を下から上に持ち上げるように押していきます。
押す強さは弱すぎず強すぎないくらいの痛気持ち良いと感じるくらいが丁度良いです。
一か所を押したら今度は頬骨のラインに沿うようにして、位置を少しずつ変えながら同じように押していきます。
目元のリガメントほぐしのやり方
目元のリガメントほぐしをする時は、親指でなく両手の人差し指を使って押していきます。
目元のリガメントがある場所は目のくぼみの周りで、目の下の部分と目の上のちょっと目尻側に寄った部分の目と眉の間あたりの目の下3か所、目の上1か所を押していきます。
リガメントほぐしの注意点
どちらのリガメントほぐしもだいたい1~2分程度行い、それ以上はやらないように注意してください。
1~2分というのは1回ではなく1日の限度だということをしっかり頭に入れておきましょう。
特に注意が必要なことはやり過ぎに注意することで、やり過ぎてしまうと逆効果となって余計にほうれい線が濃くなってしまうこともあります。
正しく行えばほうれい線を解消する方法としてはとても手軽なものなので、是非リガメントほぐしを実践してみてください。
自分でできるケアとは
ほうれい線を改善していくためには美容外科やクリニックに行かなければいけないと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、意外と自分でできるケアも色々とあります。
自分でできるケアとしては、保湿化粧品を使って乾燥を防いで保湿をする、ベロ回し体操やあいう体操などのエクササイズを行って表情筋を鍛える、アンチエイジングに効果的な栄養素を積極的に摂ることで体の内側からケアしていくことなどが挙げられます。
自分でできるケアを早い段階から行っておくことでほうれい線が深くなるのを防ぐことができますし、今あるほうれい線も今より薄く改善することができます。
大きく分けて化粧品で外側からケアをする、栄養素で内側からケアをする、そして表情筋を鍛えるといった違った方法になりますが、これらのケアは全て自分でできてほうれい線を薄くするのに効果があるものだと言えます。
この3つの方法は全部ほうれい線を薄くするという同じ効果があるものですが、ほうれい線ができる原因はそれぞれで違います。
したがって、どれか一つでも怠ると他のケアをどんなに頑張っていてもほうれい線が濃くなってしまう可能性は高くなってしまいます。
全部のほうれい線対策を行うことは意外と大変なことですが、慣れればしっかりとほうれい線を薄くすることができるので、たくさんある原因のそれぞれに合った複数のケアを同時に行うことを心掛けましょう。
まとめ
- リガメントとはわかりやすく言えば靭帯のこと。
- 頬のリガメントをほぐす時には、両手の親指を使ってほぐしていく。
- 目元のリガメントほぐしをする時は、親指でなく両手の人差し指を使って押していく。
- どちらのリガメントほぐしもだいたい1~2分程度(1日の限度)行い、それ以上はやらないように注意。