
どちらも肌トラブルが多いイメージがある『敏感肌』と『乾燥肌』。でも具体的にどのような違いがあるのかはよく知らない人も多いです。
それぞれの違いや特徴、スキンケア方法をご紹介します。
敏感肌と乾燥肌の違い
人それぞれで肌質は異なり、化粧品やスキンケア方法もそれに合わせていく必要がありますよね。
敏感肌と乾燥肌では敏感肌の方が含まれる症状が多く、その中には乾燥が含まれる場合もあります。
ただし、敏感肌の場合には乾燥だけでなく刺激による幅広い症状が出ることも少なくありません。
普段から化粧品が合わないことが多い方は敏感肌と乾燥肌の違いを把握して、自分がどちらに当てはまるのかを考えてみてください。
敏感肌
敏感肌は乾燥肌と比べてどんな肌質かがちょっとわかりにくいですよね。
実は敏感肌の肌質には決まりがある訳でなく、とても曖昧なものとなっています。
明確な定義がない敏感肌だからこそ、色々な種類の肌トラブルを起こした人が自分は敏感肌だと感じているようです。
敏感肌というのは刺激に弱く、反応してしまいやすい肌のことです。
化粧品の成分やアレルギーが原因となって炎症を起こすこともあるので、敏感肌の人は自分の肌に合うかを常に考えて化粧品選びをしていかなければいけません。
原因は乾燥や間違ったスキンケア、そしてストレスと本当に様々なことが挙げられます。
症状としては肌の乾燥や赤み、痒み、かぶれなどが挙げられます。
原因だけでなく症状も人それぞれなのが敏感肌の厄介な特徴です。
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乾燥肌
乾燥肌は皮脂の分泌量や角質細胞間脂質が減少してしまったことが原因で、角質層の水分含有量が低下して乾燥した肌の状態を言います。
主に紫外線や環境の変化、加齢などがその原因として考えられることです。
乾燥肌になった肌は柔軟性がなく、粉っぽくなることもあります。
皮脂の分泌量は過剰だと別の問題を引き起こすことになりますが、低下した状態になると肌の乾燥が悪化してカサカサするので要注意です。
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乾燥性敏感肌
乾燥肌と敏感肌には細かく見ていくと違いがあり、乾燥は敏感肌の症状の一つとも言えます。
乾燥性敏感肌という症状もあり、この場合は乾燥による刺激が原因となって敏感肌の症状を引き起こしてしまいます。
ただ乾燥するだけでなく、赤みなどの肌トラブルを起こしてしまうことも多いです。
原因は乾燥肌と共通していることも多く、それ以外にも敏感肌特有の症状を引き起こす可能性があります。
アトピー肌
アトピー肌の原因は主に遺伝で、子どもの頃から炎症を繰り返して悩んでいるという人も少なくありません。
乾燥や痒みもひどく、肌がカサカサして湿疹が出ます。
重度の場合には皮がむけて皮膚の見た目が変わってしまい、炎症から黒ずみができてしまったり、手の場合にはパックリ割れて傷になってしまうこともあります。
通常のクリームやスキンケアだけでは治らないことがほとんどで、飲み薬や塗り薬を皮膚科で処方してもらって治療をするのが一般的です。
乾燥性敏感肌のスキンケア
乾燥性敏感肌のスキンケアには保水をすることが大切です。
乾燥性敏感肌では肌が乾燥しているだけでなく刺激に弱くなっている状態なので、肌に優しい無添加の化粧品を使うようにしましょう。
具体的に取り入れたい成分は『セラミド』です。
化粧水や乳液だけでなく、セラミドが配合された美容液を使うことでしっかりと足りなくなったセラミドを補うことができ、肌のバリア機能を正常化していくことができるでしょう。
また、洗顔では洗いすぎには要注意です。
入浴後に肌が乾燥することからも言えるように、洗顔をした後は肌が乾燥しやすい状態になっています。
肌には必要な皮脂もあるので、それを落とし過ぎないように注意しましょう。
洗顔では優しく洗って洗顔料は夜だけ使うようにするとともに、洗顔後にはすぐに保湿をして角質層まで潤い成分を浸透させるようにしてください。
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まとめ
- 敏感肌というのは刺激に弱く、反応してしまいやすい肌のこと。化粧品の成分やアレルギーが原因となって炎症を起こすこともある。
- 乾燥肌は皮脂の分泌量や角質細胞間脂質が減少してしまったことが原因で、角質層の水分含有量が低下して乾燥した肌の状態。
- 乾燥性敏感肌という症状もあり、乾燥による刺激が原因となって敏感肌の症状を引き起こしてしまう。
- アトピー肌の原因は主に遺伝で、飲み薬や塗り薬を皮膚科で処方してもらって治療をするのが一般的。
- 乾燥性敏感肌のスキンケアには保水をすることが大切。
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