乾燥肌はやっぱり専門家に相談?皮膚科で治療する乾燥肌とは?

乾燥肌 皮膚科

乾燥肌と長くお付き合いしていてなんとなく慣れてしまった…、なんて方もいらっしゃるかと思います。

しかしそんな方こそ、今一度皮膚科に行ってみてはいかがでしょうか?

自分のケア方法が正しいのか、それとも肌がもしかすると正常ではないのかどうか、などを確認してもらいましょう。

今回は参考になる処方薬の種類などをご紹介します。

乾燥肌に長く悩むなら一先ず「スキンケア相談」を

本来、加齢による乾燥肌(老人性乾皮症)とかアトピー性皮膚炎などの疾患がないのであれば、朝晩、正しいスキンケアをしていてひどい乾燥に悩むということはほぼないはずです。

もし正しいスキンケアをしている「つもり」なのにひどい乾燥肌だというのであれば、それはやはりスキンケアが「正しいつもり」であるだけで、実際には間違ったスキンケアを続けているということが多いですね。

ですから、こうしたスキンケアの間違いで乾燥がひどくなっている人については、根本的な治療をする必要はありません。

そのため、医師は乾燥がひどい「本当は普通肌」の人へは乾燥肌改善のためのアドバイスをしてくれるのです。

そう言えば自分のスキンケアは美容アドバイザーの人にしろ皮膚科の医師にしろ、1度も正しいアドバイスをされたことがなかったなーと思う乾燥肌の人は、一先ずは皮膚科で「正しいスキンケア」を指導してもらうと良いでしょう。

皮膚科で処方される外用薬にはどんなものが?どんな作用が?

アトピー性皮膚炎の人や皮脂欠乏性皮膚炎(乾皮症)など、肌が乾燥する疾患がある人は、次のような外用薬を処方されることが多いですね。

ヒルドイド

乾燥肌 皮膚科

  • 主成分:ヘパリン類似物質
  • 保湿力:お肌に塗布後2~24時間保湿力を維持します。
  • 効果や働き:角質層に浸透し、水分を抱え込むことで保湿します。角質層におけるNMFのような役割を果たす薬剤です。低刺激なので赤ちゃんから高齢者まで幅広く使用することができます。

白色ワセリン

乾燥肌 皮膚科

  • 主成分:白色ワセリン
  • 保湿力:お肌に塗布後2~24時間保湿力を維持します。
  • 効果や働き:角質層には浸透せず、表面に留まって角質層の水分蒸発を防ぎます。また、外的刺激から皮膚を保護するという「皮脂膜」のような役割になります。肌への刺激がほぼないので、傷口に塗ることも可能です。

ケラチナミン(尿素)

乾燥肌 皮膚科

  • 主成分:尿素
  • 保湿力:お肌に塗った後2~24時間保湿力を維持
  • 効果や働き:角質の水分保持量を増加させたり、角質の溶解剥離により角化した皮膚を取り除いたりしてくれます。尿素の量が多いとお肌への刺激が強くなるので、基本的には顔への処方をされることはありません。

皮膚科では内服薬も処方されることがある?

基本的に乾燥肌に関しては内服薬の処方がされることはあまりありません。しかし肌荒れやニキビが伴って肌の状態が悪化している時は、ビタミンB2やB6という成分が処方されることもあります。

  • ビタミンB2:「お肌のビタミン」とも呼ばれるビタミンで、皮膚や粘膜を正常に保つ働きがあります。処方でなく、日常的に摂取するなら、にんじんやカボチャを食べると良いですね。
  • ビタミンB6:たんぱく質の分解・合成を助け、皮膚や粘膜の健康を維持することに役立ちます。食品では動物のレバーやナッツ類に多く含まれています。

軽い皮膚疾患では出される内服薬はあっても上記のビタミン剤くらいですが、疾患によって乾燥などがひどい場合は亜鉛やビオチンが処方されることもあります。

まとめ

  • 皮膚に詳しい医師に自分の肌に合ったスキンケア方法を聞くのがベスト
  • 皮膚科で処方される外用薬は低刺激の種類が多い
  • ビタミン剤などの内服薬も処方される場合がある