乾燥肌改善に「衣類の選び方」が関わるってホント?

乾燥肌 衣類

新しく買った服を一日着ていたら、かゆみやチクチクする感覚が起きた…なんて方は結構いらっしゃるのではないでしょうか?

実はそのチクチク感は摩擦によって起きているんです。

乾燥肌の方は正常な肌の方よりもその摩擦を受けやすいので合わない服が多くなるわけです。

乾燥肌さんのための「衣類の選び方」ポイントは?

あなたは「衣服圧」という言葉を聞いたことはありますか?気圧や空気圧なら理科の時間に耳にしたことがあると思いますが、衣服圧?何それ?という人は結構たくさんおられます。

この衣服圧とは、衣類を着ている際に肌にかかる摩擦力の負担のこと。この皮膚にかかる摩擦力の調査をしてみると、衣服圧が1番大きくなるのは大体背中で、その圧力は手のひらに10kgのコメ袋を乗せた圧と同じくらいになるのだとか!

私たちは衣服を着るだけで、このような大きな摩擦力=衣服圧にさらされているのです。

こうした刺激を少なくするためには、摩擦による負担を少なくする必要があるので、衣類の素材選びが大事になってきます。

同じだけの衣服圧がかかっていても絹を着ている時とウールを着ている時では全然肌との摩擦負担が違いそうなのは想像してもわかりますよね。

衣服圧の軽減には、繊維の折り方や糸の毛羽立ち、原料などが重要になります。天然の素材でもチクチクしやすい素材や化学繊維は摩擦が強くなり肌を傷つけやすいので注意しましょう。

中でも注意して選びたいのは、肌に直に触れる下着。下着はできるだけコットンやシルクと言った自然素材で摩擦の少ない滑らかな素材のものを選ぶのが大事。

乾燥肌 衣類

特にシルクは肌への衝撃が1番少なくなるので、深刻な乾燥肌に悩んでいる人におすすめです。肌荒れが強い部分に使用する衣類をシルクに変えるだけでもその部分の肌荒れは改善するはずです。

そしてよくあるのが衣類の縫い目やタグでの肌荒れ。敏感肌や乾燥肌の人は、こうした人のための縫い目がない下着や衣類も販売されているので利用してみましょう。

タグは買った際にハサミで切り取っておくと良いですね。

かゆみやチクチクは肌と衣類の○○で起こる?

乾燥肌改善には衣服の素材を選ぶことが大事なのですが、それと同時に肌そのものを保湿して刺激を受けにくくすることも大事です。

というのも、同じ素材の衣類を着ても、肌が乾燥していると摩擦による刺激がもっと大きくなって、悪循環で肌はもっと乾燥するようになります。

出来ればボディクリームなどで肌を保護して、衣類が摩擦で奪い取ってしまう皮脂の流出を避けるようにしましょう。

異常な痒みやチクチク感は衣類の素材が問題ということに合わせて「自分自身の肌の乾燥が問題」ということも多くあるのです。

肌の乾燥が改善すると、着られる素材が増えてファッションの幅も広がります。

衣類は基本的に「清潔」なものを!洗濯の際には「柔軟剤」も使って

衣類を洗濯する際の柔軟剤に関しては「香り」を重視する傾向が最近の流れなので、肌に優しいというより「どのくらい良い香りがするか」で柔軟剤を選んでいるかという人もいるかもしれません。

しかし、はっきり言うと香りが強く残るような柔軟剤はそれだけ「化学物質が衣類に残っている」ということです。

乾燥肌の人は柔軟剤を使うことで衣類による肌への刺激が減少するのですが、だからと言って香りが強いものを選ぶと、残った化学物質のせいで逆に刺激が出たりします。

ですから、乾燥肌さんが選びたいのは、繊細肌用の柔軟剤や、アトピーの人用の柔軟剤、さらには赤ちゃんの衣類用の柔軟剤がおすすめ

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ちょっと大きめのドラッグストアに行けば置いてありますし、よくわからなけばネットで調べて買うことにすればたくさんの種類を見比べることもできますよ。

さらに寒い時期の衣類の重ね着も要注意。室内にいることが多いという人は、できるだえ汗をかかない程度の薄着にして、コートなどを厚くすることで外の寒さをしのぎましょう

何枚も衣服を重ね着して汗をかくと衣服と肌の間の通気性も悪いことで雑菌が繁殖しやすくなり、肌が炎症を起こしやすくなります。冬場も保温性が高く通気性の良い素材で寒さを凌ぐようにしましょう。

そして……近年は若者を中心に「衣服をあまり洗わない」人も増えているのですが、衣類についた汗や皮脂の汚れはしっかりと落として清潔に保つのは肌を健やかに保つ第1歩。

肌荒れや乾燥肌に悩む人はこの部分もしっかりと対応していってくださいね。

まとめ

  • 衣服圧軽減のポイントは原料や繊維の織り方
  • ボディクリームで肌を保護してから服を着ると摩擦軽減になる
  • 摩擦軽減のための柔軟剤は香りよりも肌にやさしいタイプを選ぶ