
「まだまだ顔のたるみが出る年齢じゃない!」と思っていても、実は若くても顔のたるみは生じるのです。
その原因の多くはデスクワークだという説をご存知でしょうか。
その他にも顔のたるみの原因や手軽にできる対策をご紹介致します。
この記事の目次♪
顔のたるみの原因は?
顔のたるみが気になり始めるのは肌の弾力組織であるコラーゲンやエラスチンが減少する40代前後が殆どでしょう。ですが最近ではこの定説もあてにならなくなりました。というのも、取り巻く環境や生活習慣によっては例え20代であっても容赦なく顔のたるみは生じてしまうのです。
若いからと言って、うかうかもしていられないと言う事になりますよね。
次にあげるのは顔のたるみを引き起こす原因です。いずれも加齢にかかわらず生じるものなので若い方も是非参考にしていただきたいです。
肌の弾力低下によるもの
私達の肌は、真皮層組織の中に存在するコラーゲンやエラスチンなどのタンパク質組織により弾力が保たれています。これらの組織は加齢や紫外線などによりダメージを受け減少したり破壊されたりするのです。
特に紫外線が当たる事により日焼けやシミソバカスだけでなくシワやたるみ、悩みまでを引き起こす事になるでしょう。紫外線の影響は世代関係なく受けやすいため要注意です。
表情筋の衰えによるもの
笑ったり泣いたりと顔を動かす際には表情筋が動いています。この表情筋は動かさないでいると、どんどん衰えてくるのです。ですから元々無表情の人は表情筋が活性化しづらく衰えやすいとも言えるでしょう。
また、表情やリアクション豊かな欧米人や西洋人と比較すると日本人は表情に乏しいと言えます。そのような事を踏まえながら顔がたるまないように表情筋を意識する必要があります。
生活習慣の乱れによるもの
人それぞれ生活習慣の違いはあるものです。顔のたるみを引き起こさないためには質の良い睡眠が大切です。
肌のターンオーバーは睡眠中に行われ、同時に肌に良いとされるホルモンも分泌されるのです。その理想的な時間帯は午後10時〜午前2時の間で肌のゴールデンタイムなどとも呼ばれています。
また、たるみのない健康的な肌をつくるのは食事から摂取する栄養素です。不規則で油っぽい食事ばかり食べていると肌に有効な成分が行き渡らないでしょう。
デスクワークの姿勢も注意
女性の社会進出が増加する国内では、デスクワークによる姿勢の悪さも懸念されています。同じ姿勢でパソコン画面に何時間も向かっていると、顔が体より前に突き出た姿勢となり猫背になるのです。
猫背は肩や背中の筋肉を引っ張り、血流を悪くしてしまいます。これらの筋肉は顔と繋がりがあるため、顔の血流も低下させて顔のたるみを引き起こすでしょう。
また、デスクワーク時のパソコンだけでなく、スマホやパッドの見過ぎも同じ猫背を引き起こします。
そう考えると、スマホに依存しがちな若い世代の高校生でさえも顔のたるみリスクは少なくないと言えるでしょう。
たるみ対策とは
顔たるみの原因が解れば対策も見えてくるでしょう。
以下にあげる対策を少しでも早く実施しましょう。
真皮層を壊さないケア!
コラーゲンやエラスチンは減少するものです。それをスキンケアなどでしっかり補う事が大切です。それと同時に肌トラブルを引き起こす紫外線対策として通年のUVケアが必須です。
生活習慣を改善させる
質の良い睡眠を心がけて肌に良いとされるホルモンの分泌をスムーズにしましょう。また十分な睡眠確保はターンオーバーも整えて、たるみにくい肌に導きます。
表情筋を鍛える
鏡を見て変顔を作るだけでも表情筋が鍛えられます。驚いた顔や悲しい顔、うれしい顔など喜怒哀楽を示す様々な表情をしてみましょう。
スムーズに様々な表情ができるようにマッサージなどをして顔の筋肉を柔らかくほぐしてから実施してあげると良いですね。
正しい姿勢を意識する
デスクワークなどで猫背になってしまった場合、意識的に自分の姿勢を正す事は可能です。ですが1度癖付いてしまった姿勢はふとした時に元に戻りがちです。
1度整体や整骨院などで背骨の矯正などをしてもらうのも良いでしょう。
まとめ
- デスクワークは世代問わず顔のたるみを引き起こす原因です。正しい姿勢を十分心がけましょう。
- その他にも生活習慣の乱れを改善したり、真皮を意識したお手入れに変える事で顔のたるみ対策となるでしょう。
- デスクワークなどで猫背になってしまった場合、意識的に自分の姿勢を正す事は可能。