
おでこのシワ、もうしかたがない。このように諦めてしまっていませんか?
ですが、まだ諦めないで下さい。おでこのシワは完全に消すことができなくても、マッサージを行うことにより、薄くすることはできるのですから。
今回は、おでこのしわに効くマッサージをご紹介します。
おでこのシワの原因
おでこは常に外部にさらされ、紫外線による刺激を受け続けています。そして、それによってお肌が乾燥してしまうと、おでこをはじめとするあらゆる部分にシワができやすくなります。
それに加え、睡眠不足やストレスが重なると、体中に血行不良が起こり、顔への栄養供給が遅れ、これがシワを引き起こす原因になることもあります。
おでこは特に表情ジワができやすい部分ですので、普段の表情がおでこに深いシワを刻みこんでしまうことも少なくはありません。
つまり、これらの原因を少しでも取り除くことができればおでこのシワ改善につながるということですが、頭皮やまぶたのマッサージもまた、おでこのシワ改善に役立ちます。
頭皮マッサージがおでこのシワに効く?
おでこの皮膚と頭皮はつながっています。それだけに、頭皮の老化はおでこにも悪影響を及ぼします。ですが、頭皮は短期間で柔らかくなりやすい部分ですので、毎日マッサージを行うことによって頭皮が柔らかくなり、やがておでこのシワも改善に向かいます。
手順
- 両手の中指が頭頂部にくるように両手を頭に乗せて、外側に向かって円を描くようにゆっくりと3回まわします。このときには、おでこのシワを伸ばすようなつもりで行うのがコツです。
- 次に親指を耳の後ろに当て、4本指はこめかみ部分に添えて、そのままグッと上に引き上げます。
- 親指はそのままで、4本指を耳の上に当てて、グッと上に引き上げます。
- 手のひらをこめかみ部分に当ててグッと押したら、そのまま目を吊り上げるようなつもりで、皮膚を上に引き上げます。
- 耳の後ろ、首の付け根部分に拳を当てて外側に3回まわします。拳がやりにくかったら、4本指で行ってもかまいません。
- 同じ場所に親指を当てて、上に押し上げます。
このマッサージは、実際に行ってみるとわかりますが、とても頭がすっきりして、おでこの筋肉にも刺激が伝わるのがわかります。マッサージを行うタイミングは、筋肉が柔らかくなっている入浴時がベスト。また、お休み前のリラックスタイムに行ってもよいでしょう。
まぶたのたるみ解消マッサージ
意外と知られていませんが、上まぶたのたるみがおでこのシワを誘発する原因になることがあります。上まぶたの筋力が落ちると、おでこの筋肉が頑張って上まぶたを引き上げようとします。そして、これがおでこのシワの原因となります。それでは次に、まぶたのたるみを解消するマッサージをご紹介します。
手順
- 手のひら全体でこめかみを抑え、おでこが動かないように固定します。このときに、やや後ろに引っ張るようなつもりで固定すると、おでこが動きにくくなります。
- その状態で、目をパッチリと大きく見開き、5秒間キープします。
- 次に、ゆっくりと薄目の状態までまぶたを下ろし、5秒間キープします。
これを10回程度繰り返し行います。
これらのマッサージは、文字だけを見ていると難しそう、あるいは面倒くさそう、と思えるかもしれませんが、実際にやってみると難しくもなければ面倒でもありません。短時間で済みますので、時間的な余裕がない方でも、気軽に行うことができます。
おでこのシワは急にできたのではなく、長い年数を経てできたものであるため、マッサージを行ったからといって、その場ですぐに解消できるものではありません。
ですが、日々の努力の積み重ねで、お金をかけることもなくおでこのシワを改善できるのであれば、やってみる価値があるのではないでしょうか。
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まとめ
- おでこのしわの原因は、紫外線や睡眠不足やストレス。特に表情ジワができやすい部分でもある。
- 頭皮と上まぶたのマッサージで、おでこのしわも改善!
- 短時間でお手軽に出来るマッサージを継続してみる。
2016年10月15日 公開
2018年5月30日 加筆修正